遊民
業者に頼むはずだったBBQ計画は、夫の「自分たちでやろう」で急展開。張り切る姿を見ながらも、疲弊する自分の未来が鮮明に見えてしまう。

先週、業者に頼んだBBQの見積もりを夫にメールで送った。
きっかけは、私がノートに「どこか美味しいご飯に連れて行ってください」と書いたこと。
すると夫は「お店探しておいて」と、あっさり丸投げしてきた。
その瞬間、夫に期待することはやめ、いっそみんなでBBQにしようと思い立った。
従業員や下請けさんが集まる良い機会になるし、私や従業員が事前の準備で疲れないよう、業者に手配したのだ。
ところが、見積もりを見た夫からすぐ電話があり、
夫民
業者に頼むより、自分たちでやったほうがいいだろ
遊民
そういうの、やりたくないんだって
と伝えたのに、夫は「お前が来てから買い物すればいいさ。それにBBQ釜も作るから」と妙に張り切っている。
ただ、夫はいつも焼き奉行で、買い出しや後片付けにはほとんど関わらない。
だから、食材の調達から後始末まで含まれた業者プランを選んだのに。
その“やる気”が、果たして最後まで続くのか…正直、不安しかない。
「じゃあ、見積もりは断っておくね」と言い、業者にお詫びとお断りのメールを送った。
張り切る夫を信じたいけれど
──結局、雑務に巻き込まれて疲弊する自分の姿が、もうはっきりと想像できてしまう。
憂鬱だ。

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