1000日の心のつぶやき

【1000分の85日目】あ、伝え方に温度ってあるんだ


遊民
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同じ本心なのに、言葉を変えるだけでこんなにも響き方が違う。
夫の一言が、優しさにも自己保身にも聞こえる──その温度差に戸惑った日。
ガーベラライン

午前中、本棚から『伝え方が9割』を手に取った。

人は同じ内容でも、言葉選びや技法ひとつで受け取り方が変わる

──コピーライターが書いた、そんな趣旨の本だ。

読みながら、ふと夫の「お前を失ってまでやることじゃない」という台詞を思い出した。

私が、ふいに冷めた言葉だ。

この本に載っている技法を使ったら、どう変わるのだろう。

気になってAIに聞いてみた。

オリジナル】(自己保身感が強い)
「お前を失ってまでやることじゃない」
👉 場当たり的・防衛的に響き、相手への配慮より自分の都合が前面に出る。

ギャップ法
「やりたい気持ちはある。でも、それよりも君を大事にしたい。」
👉やりたいやらないを対比させ、理由が相手への配慮として伝わる。

赤裸々法
「正直、心は揺れたよ。でも、君を悲しませる方がつらい。」
👉 本心をさらけ出すことで、弱さと優しさが同時に伝わる。

サプライズ法
「俺が一番欲しいのは、そのことじゃない。君だよ。」
👉 意外な方向に話を展開させ、感情に強く響かせる。

リピート法
「君を失いたくない。絶対に失いたくない。だから、やらない。」
👉 重要な言葉を繰り返し、相手への思いを強調する。

クライマックス法
「どんなに魅力的な話でも、どんなにやりたいことでも──君を失うくらいなら、やらない。」
👉 余韻を残しながら、最後に結論を置くことで印象を強める。

同じ意味でも、言葉を変えるだけで、こんなにも温度が変わる。

本心は同じでも、相手への配慮として伝わるか、自己保身として響くか

──その差は大きい。

けれど、言葉が伝え方によって変わるなら、見るべきなのは態度だと気づいた。

あの日から、少しずつ変わってきている夫を、ほんのちょっと信じてみようと思う。

ガーベラライン

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遊民
はじめまして、遊民です。 「死ぬまでにゆる~くやりたい100リスト」からスタートしたこのブログは、ある日夫が発した何気ない言葉をきっかけに、「1000日後に離婚する2人」へと進化しました。 夫婦関係を見つめ直しながら、自分自身を取り戻す過程を綴っています。 離婚も視野に入れつつ、できれば理解し合い、笑って人生を締めくくりたい――そんな想いで、日々の気づきや挑戦を記録中。 同じように悩む誰かのヒントや希望になれたら嬉しいです。