遊民
新しいPCで借用書を作り、AIと格闘した日。夫は以前の提案を覚えていてくれて、義妹を挟むやり方を選んだ。やり取りが驚くほどスムーズに終わり、心に小さな安堵が残った

今日は新しいPCで下請けに渡す「借用書」を作った。
AIにお願いして雛形を作ってもらったけれど、やっぱり少し手直しが必要だった。
最初の雛形には保証人欄まで立派に用意されていて、
「いや、そこまでは要らないんだけど」と思わず画面に突っ込む。
修正してとお願いすると、今度は肝心の金額欄が消えていた。
噛み合わないやり取りに、まるで人と小競り合いしているような疲れ方をする。
それでもゼロから作るよりは早く、結局は助けられているのだから不思議な気分だ。
私の使い方が悪いのだろう。
どうもうまく使いこなせない。
AIもPCもスマホも。
それでも何とか、Wordの延長のような感覚で使い切った。
プチストレス。
「適度なストレスは脳細胞を活性化させる」と思い込み、頑張ることにした。
昼過ぎ、夫からLINEが届いた。
夫民
さくらんぼの送り状の住所教えて
取っておいた送り状を写メで送る。
「誰かに頼むの?」と尋ねると、
「マンゴーは時期が早いから、義妹に頼んでパイナップルを送ります」と返ってきた。
夫は前に私が言った、義妹を挟むやり方を取ってくれた。
遊民
請求書、領収書があれば会社の経費で対応できます
と送り返す。
電話で短いやり取りを終え、ついでに借用書をPDFで送った。
送った後でふと思う。
「あれ?借用書って借りる側が用意するんじゃなかったっけ?」
けれど、自分で提案したことなので良しとする。
タイミングが良かったのか、やり取りがスムーズに済んで、ほっとした。

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