1000日後に離婚する2人

「1000日後に離婚する2人」ブログを始めた理由。

「1000日後に離婚する2人」ブログを始めた理由

このブログを書き始めようと思ったきっかけについてお話しさせてください。

ブログ中に出てくる旧車のお話

15年前に250万円で買った旧車を600万円かけて修理。

修理したら、価値は2,000万円になる。

修理する前「1,000万円で売って」と言われたが断る。

売却する前に「自分で乗りたい」という願望も強い。

旧車修理専門の業者に数年の順番待ちの予約を入れていた。

昨年末、夫から突然

やっと順番が回ってきたから修理する

と言われ、私は「旧車の修理」を

承諾するしかありませんでした。

当初は「修理費は300万円程度」との説明を受けており

お墓の移転の為に貯金していたお金があるし

それを一時的に使う形であれば仕方ないと考えました。

移転については、旧車を売却した際に

改めて検討すればよいとも思っていました。

しかし、実際にかかった修理費は

部品代・工賃・車検費用・赴任先への輸送費を含め

総額600万円にのぼりました。

不足分は、老後資金として積み立てていた貯金から

補填することになりました。

修理の過程で、私は夫に対して何度も

「修理業者から、請求書や見積書はもらっていないの?」

と尋ねましたが、夫から返ってくるのは

「今度聞いてみる」といった、曖昧な答えばかりでした。

その一方で

「100万円振り込んでおいて」と

具体的な金額指示だけは続き

私は指示通りに業者へ振込を繰り返しました。

途中で

「もう300万円は超えているけど大丈夫なの?騙されてない?」と

不安を口にしても

「もう少しだから、お願い」

としか返ってきませんでした。

最終的に、夫から手渡された見積書と請求書には

日付も金額もきちんと記載されており

それらの書類が

最初から夫の手元にあったことがわかりました。

この一件に関しては

ちょっと大人気ない人だな」と思ったものの

それは、夫婦関係を見直すきっかけではありませんでした。

夫の放った一言が発端に

旧車の修理が終盤に差し掛かった頃、突然夫が

夫民
夫民
旧車の売却益を、前妻との孫にあげたいんだ。

男の子だし、将来、仏壇を置けるような家の頭金にして欲しいと思って

と、言い出しました。

ショックでした。

30年以上も前に別れた家族へ思いを寄せる夫が

信じられませんでした。

私たちふたりの30年

私たちは、いわゆる再婚同士の夫婦です。

私は2人の子どもを連れて、夫と新たな生活を始めました。

自営業からスタートし、現在は法人化。

夫は出張が多く、現場の第一線で仕事を続けてきました。

その間、私は会社のバックオフィス全般を担い

家庭のことも、すべて引き受けて

支えてきたという自負があります。

子育て、網戸の張り替え、庭の草刈り——

「夫がいてくれたら助かるな」

と思う場面は、少なくありませんでした。

でも、仕事に打ち込んでいる夫に対して、

それを求めるのは、ワガママだと思っていました。

だからこそ、できる限りのことを自分でやり

何かあっても、自分で解決してきました。

離れて暮らす寂しさはあったものの

大きなトラブルもなく、穏やかな生活。

子どもたちもそれぞれ自立し、

「夫婦ふたりの生活が始まるんだな」

と思っていた矢先のことでした。

ブログを書くことで整理をしよう

基本的には前向きな性格の私ですが

今回ばかりは、本当に苦しくて、悩みました。

人生の半分以上をかけて築いてきたものが

まるごと否定されたような出来事です。

動揺しない方がおかしい、と今なら思えます。

気持ちの整理も兼ねて

友人にも、家族にも、相談できませんでした。

次女が、chatGPTに悩み相談をしている

言っていたのを思い出し

試しにAIに気持ちを、打ち明けてみました。

そんな中で、AIから

「自分の気持ちを整理するには、ブログのような形が、合っているかもしれません」

とアドバイスを受け、思い切って

こうして文章にしてみることにしたのです。

タイトルはあの本から

このブログのタイトルは、数年前に話題になった

「100日後に死ぬワニ」に影響を受けています。

人生の大きな決断で「100日」は早急すぎるので

「1000日」にしただけの事です。(特に意図はありません)

とはいえ、冷静に考えると

2年7ヶ月もの間

人はずっと悩み続けられるものではない気もしています。

きっとどこかのタイミングで

何かしらの答えや変化が訪れる。

そういう“過程”も含めて

記録していけたらと思います。

「私らしく生きる」ためのプロセス

このブログを書くことの目的は

決して別れを決意することではなく

私自身の人生を、私の意志で選び直していくための対話

が、テーマになっています。

離婚するかしないかは

この1000日をかけて見えてくる“ひとつの可能性”にすぎません。

大切なのは、その過程で何を感じ、何を手放し、何を選ぶか——
そのすべてを、言葉にしておきたいのです。

タイトルに多少の刺激を含ませたのは

そのほうが——いまの私の心の揺れを

正直に映し出せる気がしたからです。

誰かの「一歩」になれたら嬉しい

もし、あなたも今――
夫婦関係や家族のことで、胸の奥がモヤモヤしているなら。

このブログが、ほんの少しでも
あなたの“気づき”や“勇気”につながれば嬉しいです。

離婚してもしなくても。
「私はこう考えたよ」という記録を、正直に綴っていきます。

よろしければ、これからも見守っていただけたら幸いです。

これからも、私の《心のつぶやき》をこのブログに綴っていきます。

ガーベラライン

心のつぶやき カテゴリーの記事一覧は こちら

心のつぶやき 【1000分の1日目】はこちら

ABOUT ME
遊民
はじめまして、遊民です。 「死ぬまでにゆる~くやりたい100リスト」からスタートしたこのブログは、ある日夫が発した何気ない言葉をきっかけに、「1000日後に離婚する2人」へと進化しました。 夫婦関係を見つめ直しながら、自分自身を取り戻す過程を綴っています。 離婚も視野に入れつつ、できれば理解し合い、笑って人生を締めくくりたい――そんな想いで、日々の気づきや挑戦を記録中。 同じように悩む誰かのヒントや希望になれたら嬉しいです。