1000日の心のつぶやき

【1000分の76日目】もう一度、向き合うための言葉を探す

遊民
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夫との関係に潮目の変化。過去の反省を踏まえ、もう一度向き合うための言葉を探し始めた。

ガーベラライン

「潮目が変わった」と表すのが妥当かはわからないけれど、夫に対する頑なな気持ちは、電話で2時間も話した日から徐々に薄れていった。

「孫の家を」という夫の思いは、私にとって「越えてはいけない境界線」であることに変わりはない。

ただ、その一点ばかりに目を向け続けるのも、正直、飽き飽きしている。

夫には「離婚を視野に入れている」ことや、会社移転を含めて冷静に話し合う機会が欲しいと伝えよう。

以前は「離婚を盾にしているようだ」と思われることを懸念して敬遠してきたが、私はもう、自分の気持ちに正直でいたい。

ただの事実確認だ。

まだ迷っているし、様子見の段階ではある。

それでも、このままでいけば離婚は私の中で確実になっていく。

できれば添い遂げられるようにと、私なりの対策を夫に宛てたノートに書いたこともあった。

しかし、それは理解してもらえなかった。

——でも、書き言葉と話し言葉では、伝わり方が違うのではないかと思えてきた。

もう一度、あのノートを書いた日に戻ろう。

あの言葉を受けてもなお、添い遂げたいという思いがあったことは事実だから。

たぶん、あの時の私は「相手に届くこと」をあまりにも急ぎすぎていた。

相手の理解よりも、自分の正しさを証明することに力を使っていたのかもしれない。

今なら、少し違う言葉を選べる気がする。

そのためには、私の中の「怒り」や「諦め」に、もう一度ラベルを貼り直さなければならない。

感情を整理しながら一つひとつ言葉にしていく。

たとえ沈黙が長くても、聞く姿勢を崩さない。

話し合いの目的は、勝ち負けではなく、これからを決めるためなのだから。

そして、相手の言葉を受け取った上で、私も自分の選択を決める。

添い遂げるのか、それとも別々の道を行くのか——

どちらにしても、私は自分の人生を、自分の足で歩いていく。

ガーベラライン

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遊民
はじめまして、遊民です。 「死ぬまでにゆる~くやりたい100リスト」からスタートしたこのブログは、ある日夫が発した何気ない言葉をきっかけに、「1000日後に離婚する2人」へと進化しました。 夫婦関係を見つめ直しながら、自分自身を取り戻す過程を綴っています。 離婚も視野に入れつつ、できれば理解し合い、笑って人生を締めくくりたい――そんな想いで、日々の気づきや挑戦を記録中。 同じように悩む誰かのヒントや希望になれたら嬉しいです。