1000日の心のつぶやき

【1000分の82日目】家電ひとつの会話

遊民
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夫に「決定したことしか言わない」と言われ、初めて掃除機の買い替えを相談した午後。義妹のエピソードを思い出し、家電と夫婦の会話、そして価値観の違いについて考えた。

ガーベラライン

下請けさんから請求書が届いていたので、金額確認のため夫にLINEを送った。

いつもなら既読スルーか「了解です」の短い返事だけ。

一昨日の電話で

LINEの画面を見ていたら自分が可哀想になってくる」

と伝えたせいか、

今回はいつもより素早く、そして丁寧な返事が返ってきた。

返事が早いと、帳簿処理や振込処理までスムーズにできる。

返事が来るまでリマインダーに登録し、最終確認のLINEを送る

──その手間が省けるのはありがたい。

お昼頃、夫から電話があったので、ついでに「掃除機を買い替えていい?」と尋ねた。

私としては、家電の買い替えのような細かいことを「仕事しかできない」という夫に投げかけるのは違う気がして、これまでは自分で決めてきた。

けれど夫の言い分では、「お前は決定したことしか言わない」らしい。

だから、今回は相談してみた。

欲しい機種はすでに決まっていた。

Amazonプライムデーではセール対象外で、さらにカタログには「バッテリー2つ付き」とあるのに商品ページには記載がなく、少し不安に。

そこで今回は家電量販店で買うことにした。

「必要なら買っていいよ。何で聞いた?」と夫。

「決定したことしか言わないって言われたからw」と皮肉を込めて返す。

「どうせ、買いたいのは決まってるんだろ」と言われたので、

「買うな!って言われたら買わないよw ホウキで掃除する」と冗談めかして返した。

普通の夫婦なら、家電ひとつにも相談したり、こういう会話が生まれたりするのだろうか。

そういえば、義妹が誕生日に「食洗機」をもらって喜んでいたことがあった。

その場では「良かったね」と言ったけれど、後で夫に「家電はプレゼントじゃないよね」と聞いた。

すると夫は、「家事を楽にするプレゼントだろ」と答えた。

「家族のために使うのに、個人的なプレゼント扱いするのは違う」

──そう反論した記憶がある。

今でも、その思いは変わらない。
私の感覚がおかしいのだろうか。

そんな午後だった。

ガーベラライン

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遊民
はじめまして、遊民です。 「死ぬまでにゆる~くやりたい100リスト」からスタートしたこのブログは、ある日夫が発した何気ない言葉をきっかけに、「1000日後に離婚する2人」へと進化しました。 夫婦関係を見つめ直しながら、自分自身を取り戻す過程を綴っています。 離婚も視野に入れつつ、できれば理解し合い、笑って人生を締めくくりたい――そんな想いで、日々の気づきや挑戦を記録中。 同じように悩む誰かのヒントや希望になれたら嬉しいです。