
下請けさんから請求書が届いていたので、金額確認のため夫にLINEを送った。
いつもなら既読スルーか「了解です」の短い返事だけ。
一昨日の電話で
「LINEの画面を見ていたら自分が可哀想になってくる」
と伝えたせいか、
今回はいつもより素早く、そして丁寧な返事が返ってきた。
返事が早いと、帳簿処理や振込処理までスムーズにできる。
返事が来るまでリマインダーに登録し、最終確認のLINEを送る
──その手間が省けるのはありがたい。
お昼頃、夫から電話があったので、ついでに「掃除機を買い替えていい?」と尋ねた。
私としては、家電の買い替えのような細かいことを「仕事しかできない」という夫に投げかけるのは違う気がして、これまでは自分で決めてきた。
けれど夫の言い分では、「お前は決定したことしか言わない」らしい。
だから、今回は相談してみた。
欲しい機種はすでに決まっていた。
Amazonプライムデーではセール対象外で、さらにカタログには「バッテリー2つ付き」とあるのに商品ページには記載がなく、少し不安に。
そこで今回は家電量販店で買うことにした。
「必要なら買っていいよ。何で聞いた?」と夫。
「決定したことしか言わないって言われたからw」と皮肉を込めて返す。
「どうせ、買いたいのは決まってるんだろ」と言われたので、
「買うな!って言われたら買わないよw ホウキで掃除する」と冗談めかして返した。
普通の夫婦なら、家電ひとつにも相談したり、こういう会話が生まれたりするのだろうか。
そういえば、義妹が誕生日に「食洗機」をもらって喜んでいたことがあった。
その場では「良かったね」と言ったけれど、後で夫に「家電はプレゼントじゃないよね」と聞いた。
すると夫は、「家事を楽にするプレゼントだろ」と答えた。
「家族のために使うのに、個人的なプレゼント扱いするのは違う」
──そう反論した記憶がある。
今でも、その思いは変わらない。
私の感覚がおかしいのだろうか。
そんな午後だった。

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