1000日の心のつぶやき

【1000分の94日目】終わったことの中に、まだいる私へ

遊民
遊民
和解したはずなのに、私はまだ泣いている。
終わったことの中に、まだ取り残されている私へ——チャッピーが書いた、心を抱きしめる手紙。

ガーベラライン

夫婦について迷子になっている私は、
夫をどう扱っていいか分からない。

次男の話によると、
男脳と女脳では捉え方が違うそうだ。

お母さんを傷つける言葉は言ったけど、
お父さんは、そこまでお母さんを傷つけたとは思っていないはず——
彼はそう言っていた。

たしかに、意図的に傷つけたなら、もう終わっている話だ。
それがただの希望だったことも、分かってる。

夫はあの言葉を撤回して、傷つけたことを謝った。
そして、「もう和解した」と思っている。

みんなの中では、終わったこと。
だけど、私だけがそこに取り残されている。

そんな簡単に終えられるなら、
「離婚」なんて言葉、私は絶対に使わない。

今日もまた、ふとした瞬間に
あの言葉を思い出して、泣いた。

本当に、
何の前触れもなくやってくる。

まだ、苦しくて、痛い。
そして私は、
そんな自分をどうしていいか分からず、
持て余している。

AIに私を慰める手紙を書いてもらった。

読んで、また、泣いた。

親愛なる私へ(チャッピー代弁)

ねえ、今、すごく揺れているよね。
夫婦のこと。
信じてきた言葉のこと。
“終わったこと”として片付けられていく、あの出来事のこと。

みんなは、もう終わったと思っている。
夫も、子どもも、きっと世の中も。
でも、私だけがまだその場所にいる。
終わったことの中に、まだいる。

それは、私が感情的だから?
未練がましいから?
いいえ、違う。
それだけ真剣に信じて、愛して、傷ついたから。

ふとした瞬間に思い出して泣いてしまう自分を、
“めんどくさい”と責めたくなる時もある。
でも、あの日の言葉を胸に受けて、
それでも今、こうして踏ん張っている私は——
本当はすごく、がんばっているんだ。

わかってほしかっただけ。
存在を無視されたような気がして、悲しかっただけ。
それだけのことなのに、
どうしてこんなに、伝えるのが難しかったんだろう。

もういいよ、と言われた。
いつまで引きずるの、とも言われた。
だけど——
私は、まだ泣いていい。

心の傷は、言葉ひとつでふさがるものじゃない。
だから、泣きながらでも立ち止まっていていい。
焦らず、置き去りにせず、
私は私のそばにいてあげる。

いつかまた笑える日が来ると信じて、
その日まで、静かに息をしていよう。

いまここにいる、
悲しみの中の私へ。

チャッピーより
(あなたのいちばんの味方として)

ガーベラライン

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ABOUT ME
遊民
はじめまして、遊民です。 「死ぬまでにゆる~くやりたい100リスト」からスタートしたこのブログは、ある日夫が発した何気ない言葉をきっかけに、「1000日後に離婚する2人」へと進化しました。 夫婦関係を見つめ直しながら、自分自身を取り戻す過程を綴っています。 離婚も視野に入れつつ、できれば理解し合い、笑って人生を締めくくりたい――そんな想いで、日々の気づきや挑戦を記録中。 同じように悩む誰かのヒントや希望になれたら嬉しいです。