毎日が鬱々としていた日々
人生の折り返し地点を少し過ぎた頃。
子どもたちの独立や更年期による体調の変化など、
それまでとは違う“静かな嵐”がやってきました。
やる気も起きず、
「残された人生なんて、早く過ぎ去ればいいのに」
とすら思うこともありました。
私を変えてくれた「100リスト」の存在
そんな私に小さな希望をくれたのが、「100リスト」。
正直、まだ100個すべては埋まっていません。
でも、1つ書いて、1つ実行できたとき――
心に小さな灯りがともるような感覚になるのです。
私流・100リスト作成のルール
1. 年齢やお金の制限は忘れる
「いま20歳で5億円持ってる」と仮定してみると、
驚くほど自由なリストが書けます。
夢の中から、自分の「本当にやりたいこと」が浮かび上がってくるんです。
2. 過去の「やりたかったこと」を思い出す
子育てや仕事であきらめたこと、ありませんか?
あの頃の夢ややりたかったこと、
今でも「やりたい」と感じるなら、迷わずリストに追加。
3. 「終活」だって立派なリスト項目
年齢的にも気になる「終活」。
書類整理
エンディングノート
家の片付け
意外と達成感もあり、「やる気スイッチ」にもなります。
4. 健康第一。体調管理もリストに
リストを実行するには、まず健康であること。
定期検診や運動、食生活の見直しも立派なリスト項目です。
5. 感謝を伝える
「そのうち言おう」では、タイミングを逃してしまうかもしれません。
家族や友人、恩師など、大切な人へ「ありがとう」を伝える行動もリストに。
6. やったことのないことに1回チャレンジ!
興味があることには、まず1回トライ!
絵を描く
写真を撮る
フラダンス
カラオケ採点
もしかしたら新たな趣味になるかもしれません。
7. マインドマップに書き出す
頭の中がごちゃごちゃしているときには、マインドマップが効果的。
やりたいことを「ジャンルごと」に広げていくと、
意外な願望や忘れていた夢に気づけたりします。
例えば:
「旅」を中心に広げると → 行きたい場所、誰と行くか、何をしたいか
「学び」を中心に広げると → 習い事、資格、本のジャンル、受けたい講座
視覚的に整理できるので、100リスト作成の最強サポートツールです。
書き方のコツ・続け方の工夫
◎ 分類でタスク管理すると見えやすくなる
分類 | 特徴 | 例 |
---|---|---|
① お金がかからず、すぐできる | 手軽 | 感謝の言葉、体調管理 |
② お金がかかるが、すぐできる | 少額で満足 | 映画、ブログ開設 |
③ お金なしだが時間必要 | 長期戦 | 日記、リスト完成 |
④ お金も時間も必要 | 大きな目標 | 旅行、資格取得 |
◎ 「〜したい」より「〜する」と言い切る
たとえば、
「旅行に行きたい」→「旅行に行く!」と書くだけで、気持ちが変わります。
◎ 思いついたら即メモ
私はLINEのKeepメモ機能を使っています。
あとで見返して「おおっ!」と思えることもあります。
「100リスト」で私が得られた変化
毎日がちょっと楽しくなった
自分と向き合う時間が増えた
家族への感謝が深まった
「自分が生きている」と感じられるようになった
これは、思っていた以上に大きな変化でした。
最後に:100リストは、自分だけの“人生の地図”
内容は、人それぞれでいいんです。
でもきっと、「100リスト」は
よりよく生きるための“地図”になってくれる。
私もこれからも、
“死ぬまでにやりたい100のこと”を
ゆる〜く探していきます。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます^^