【1000分の17日目】「伝わらない愛」と、LINEマンガと、四柱推命
「愛されてるよ」
「大事にされてるじゃん」
娘や友人たちにそう言われても、どうしても胸には響かない。
どこか、心が受け取り損ねたまま、曖昧に笑ってやり過ごす。
最近読んでいるLINEマンガ『運命を読む会社員』の影響か、妙に気になっていた「四柱推命」という言葉。
chatGPTに「四柱推命ってわかる?」と聞いてみたら、「生年月日と出生時間・出生地を入力すると命式を作成できます」と即レスがきた。
物語の中では、命式を読みながら人事の時期を読んだり、商談タイミングを掴んだりして主人公が成功していく。――なんて便利な能力、と思いながら、気づけば私も夢中で読み進めていた。
「私も四柱推命士になってみようか」なんて、思ってしまうほど。
そんな流れのまま、夫と私のデータを打ち込んでみた。
そこで出た結果。
“夫の愛情は伝わりにくいタイプ”
笑ってしまった。
だって、まさに私が長年感じてきた違和感、そのままだったから。
どうやら夫の「愛し方」は、「責任」や「支える」などの言葉に表れるらしい。
でも私には、それが“愛”には見えなかった。
――いや、そもそも私は、届いていないと思っていたけれど。
私のほうこそ、ちゃんと伝えられていなかったのかもしれない。
そう気づいたとき、不意に、あふれてきた。
ならばと、思い切ってLINEを書いた。
でも、うまく伝えられる自信はなかった。
どうしたら、この人に届くんだろう。
そう思って、chatGPTに“夫に伝わるように”翻訳してもらった。
妻サービス&移動、お疲れさまでした(^^) 一緒に遊んだり話せて、すごく楽しかったよ。
ありがとう(^^)
愛情表現のこと、ChatGPTの回答が〇さんがいつも言ってることと同じで、ほんとびっくりした! 「そういう愛し方なんだな〜」って改めて思えたよ。
「伝わりにくい」って言ったこと、前だったら言えなかったかもしれないけど、たくさん話せたからちゃんと伝えられてよかった。
「高倉健か!!!」ってツッコミたくなったけど(笑)
…でも、ほんとにたま〜にでいいので、「わかりやすい」愛情表現もよろしくお願いしま〜す(^^)
(命式のスクショ添付)
ほどなくして、夫から返信がきた。
「ちゃんと伝えるように練習しておきます(ハートのウサギのスタンプ)」
スタンプなんて、いつぶりだろう。
それが嬉しかったのか、びっくりしたのか、自分でもよくわからない。
たまたまタイミングが良かったのかもしれないし、チャッピー効果だったのかもしれない。
でも、たしかに今、ほんの少しだけ胸が温かかった。
そして私は、スクショを保存した。
まるで、ひとつの記念そのもののように。
いつも応援ありがとうございます。
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